2011年12月27日

武器になってる。

わたるです。
武器の話。

能力というのは、あたかもみんな一斉にスタートを切った"かけっこ"のように考えてしまう。あいつは俺より速い、あいつは俺より遅い…と視覚的にも一目瞭然であるのが能力である、と思いがち。

"かけっこ"が遅いやつは、速いやつより不幸であると先入観で思っている。

学生までは特にその意識が強かった。興味があることや好きなことを掘り下げる以前に、成績で能力の順位がついているような気分だった。

驚くほど恐竜に詳しい友達、体育倉庫の裏の土で泥団子を作るのが上手かった友達、アリ地獄を探して捕まえることを教えてくれた友達、雪の日でもタンクトップに短パンで通学してた友達、舌で鼻をさわれた友達、断トツで座高が高かった友達、

「座高が高かった友達」なんて、悪口じゃないか、と思うだろ?ところがどっこい!健康診断の日、彼はみんなのヒーローだったよ。彼の周りには人だかりが出来て、みんな大笑いしてた。彼も開き直って先生までも笑わせていた。

偏差値ではとうてい見えない才能をみんな持ってた。でも、学校ではそれらを「それは才能とは呼ばないよ、無駄な能力だよ」と叩き込まれたような気がする。

個性は、認識次第でコンプレックスになる。コンプレックスのない人間はいない。つまり、個性のない人間はいないのだ。

20代半ばになり、やっとその呪縛から解放されてきた。実感するまではなかなかの遠回り。でも気付けてよかったな。

今、大人として武器や生きがいにになっているものは、案外、昔は無駄と思ってた能力と対して変わらないものだ。

能力は"かけっこ"とは違う。時給930円の人が時給850円の人より毎日生き生きしてるとは限らない。
ゆっくりと自転車で旅する方が、新幹線で旅するより深く感動することだってざらにある。

個性は意外に近くにあったりする。子どもの頃好きだったもの、昔の口癖、当たり前にあり過ぎて離れたかった環境、そこに個性のヒントがあるかも。

僕の場合、阿波踊りだって近くにあり過ぎて距離を取りたいくらいだった。けど、武器になってる。
小学校で覚えて、誰より速く言えた「ポケモン言えるかな?」の歌は、この前同級生に言ったらめちゃくちゃウケた。むしろ今だからこそ昔よりウケる。忘れないでよかった!武器になってる。

漫画を書いてたことも、裁縫やミシンで縫い物をするのが好きだったことも、先生が嫌いで矛盾を論破してやろうと頑張ってたことも全部、武器になってる。

面白いもんだなぁ。


あなたの武器も、無駄な能力の中にきっとあるよ。


わたる
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 16:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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