2009年10月07日

台風接近中!!…そしてライブ!!

こんばんは。
皆様、お元気ですか?
僕はとても元気ですか?

寶船の白洲次郎、米澤渉です。

巨大台風急接近中!
いやいや、テンション上がりますね!明日はめちゃくちゃ雨が凄いらしいですからね!

明日外を出歩く人は大変ですねー。かわいそうですねー。

特に、明日ライブがあるバンドマンなんか本当に辛そうですね!確実にお客さん呼べないですからね!本当にかわいそうですねー!「ざまみろ!」って感じですねー!てへっ♪



それでは、明日ライブがある人、手を挙げて!




「ハイ!!」



そうです。
わたくし率いる、

“ブルースとソウル”のミックスジュース(プロテイン入り)的バンド・ルノワールは、巨大台風が急接近の明日、いやもはやド真ん中の明日、勇敢にも…無謀にも…



ライブを決行するわけであります!!



in 新宿JAM!



反発精神剥き出しの3人組、

「…雨?雨がなんだ!?興味ねーぜ!どうせ来るならガツンと来やがれ!」


そんなパンキッシュな気持ちは、今のわたくし、1ミリもありません!!本当に動員が心配です!!


しかしながら、明日は大事な日なのであります!!


潜り期間中のルノワール。皆様から見てあまり派手なニュース(企画イベントやツアーやレコーディングなど)が無いと思っている方が多いと思いますが、


しか〜し!

潜っている水面下では、着々と活動が進んでいたのです!


明日はソニーミュージックの方がビデオを撮りに来るし、今人気上昇中のバンド“鶴”が所属しているプロダクションの人もライブを見に来る予定なのだ。

(このようなことが、潜り期間中の活動です。)


さぁさぁ、気合い入れますよ、ルノワール!!


“ブルースとソウルの巨大台風”ルノワールと、“過去10年最大級”の正真正銘巨大台風の対決です!!


しかも、なんと!

盟友にして、最大のライバル、ムーカルタの企画なのですよ!!


正に、“過去10年最大級”の一日になることでしょう。


見所は、ルノワールが誇る最大のラブソング『死にたい、死にたくない』ですね!!

ニューアレンジでめちゃくちゃ最高になってます!!


一聴の価値ありです。


●10/8(木)
新宿JAM

6バンド中4番目
出演は、20時半〜!


是非、大雨の中遊びに来てください!!


ルノワール WEB SITE
http://pksp.jp/la-noir/
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いなり寿司事件

昨日、バイト先のお惣菜屋でレジを打っていたら、60代くらいのおじさんの客が“いなり寿司”を持って来たんだわ。

俺は、バーコード通して値段打って、

「お醤油お付けしますか〜?」


と聞いたのよ。


いなり寿司もお寿司だしね。醤油は必要でしょ?



そしたら、


「醤油??いなり寿司に醤油??おかしくない???」

と指摘されたわけ。


えぇぇ〜?

いなり寿司に醤油っておかしいかな?

まぁ、そのお客さんは、
「店員さんがそう言うなら、試しにかけて食べてみるよ」
って言って去って行ったわけだが、


俺は、いやいや俺の価値観は間違ってない!いなり寿司に醤油は普通だ!!絶対正しい!!と、バイトの女の子に意見を求めた。


そしたら、


「えー、かけないですよ普通。だってアゲに味ついてるじゃないすかー、おかしいですよー」

と言われた。


ちょっと待てー!!
俺がおかしいのか!?いやいや、絶対お前らがおかしい!!

食生活は様々というのはわかるし、俺自身も自覚のない変な食生活はあるかもしれない。

しかし、いなり寿司に醤油はおかしくない!そこは譲れないぞ!

『アゲに味ついてる』だと!?そりゃ確かについてるよ。アゲに味あって、さらに醤油かけたらしょっぱいと感じる人もいるのは理解できるよ。

けどよー!醤油かけて食べる人がいても全然変じゃないぜ!かけるかかけないかは、その人の判断だが、醤油といなり寿司の組み合わせ自体が変なわけじゃないぜ。いや、むしろ普通だ。お前らが間違っている。


と、俺は熱くなってしまったのだ。


すると、バイトの女は、



「別にいいじゃないすかー、人それぞれで。米澤さんが、いなり寿司に醤油かけてても、まぁ、色んな人がいるなーって思うくらいですよー、変な人と差別しないようにしますー」


と言った。



その言い方、大前提として、俺が少数派と決めつけてないか!?

てか、違うんだ!俺だっていなり寿司食う時は、「味濃くなるから、醤油かけるのやめようかな〜」と思うだろうよ。でもそれは、好みの問題であって、いなり寿司は寿司の一部なんだから、醤油を一応渡しておいて、客がつけたかったらつけりゃいいわけなんだ!
ほら“いなり寿司”って言ってみな!

『い・な・り・寿・司!!』

ほら、完璧に『寿司』じゃないか!わかる?
寿司に醤油は変だと思う??変じゃないよね!!それはお前も認めるだろ…?
…な?じゃぁ、いなり寿司に醤油も別に変じゃないわけ。わかる?だって『い・な・り・寿・司』なんだから!

なにもね、『わたくし米澤は、いなり寿司には絶対に醤油かけます!』って言ってるんじゃないんだぞ!?そこわかる??わかってないね?その表情はわかってないね??



−−−−−−−−−
世の中、色んな人がいる。俺は少数派に入るのが嫌なわけではない。むしろ多数派に流されるのを好みはしない。


しかし、この『いなり×醤油=変』というのはふに落ちない。



このblog読んでる皆様、わかってくれますか、このもどかしさを。


いなり寿司に醤油は普通だと思う皆様、是非コメント下さいね!
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

新しい手帳

image/2009-10-05T00:16:081

10月4日。
今年も残りわずか。


今年の抱負、
『自分を見失う』
は、今のところまだまだ至っていない。

自分を見失うくらい夢中になることは、そんなに簡単ではなかった。いつだって、俺みたいな奴は、まず最初に自分の居場所を考えている。そんなことでは駄目だ。


先日、新宿JAMの店長・石塚さんから電話がある。

「“いつかいつか”って言ってたら一生“いつか”で終わるぞ!やれるうちに勝負せぇよ〜!」

と、関西弁は熱いイントネーションで語る。

石塚さんの話は、毎回同じような話だ。
なのに、毎回説得力がある。悔しいが本当だ。やはり、ただの熱い関西人ではないようだ。


週末、連続でワンマンライブに向けての練習があった。少しづつ、連員の皆もマジな顔になってきている。とにかく汗をかいて作り上げよう。
イメージを全体で表現するのは難しい作業だ。演出をもっともっと練って、ハッと言わせたい。



昨日は満月だったらしいが、空は曇り空。全く月は見えなかった。まったくガッカリだ。


テレビを見ながら、先日LOFTで買った手帳に予定を書き込む。今回は、ピンク色っぽい手帳にした。後ろが普通のノートになっていて、メモがたくさん書けて便利そうだ。

テレビでは、永ちゃんが歌っていて、熱くポリシーを語っていた。熱い人はやはり無条件に魅力的だ。あんな歳のとり方はカッコイイ。

永ちゃんを見ていて、手帳の作業はあまり進まなかった。


今年もあと2ヶ月。自分を見失うくらい、熱く夢中になれれば、俺の2ヶ月は成功である。


帰り道、ふと空を見てみた。一日遅れの名月。

スッキリした空で、綺麗に月が見えた。一日遅れでも、さすがに名月だ。うさぎが住んでそうなくらい綺麗だった。
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月03日

本日の練習&演目の名前

皆様ご機嫌いかがでしょうか。

渉です。


今日もワンマンライブへ向けての練習が行われました。


本日の練習内容は、
〇エンディングの改良
〇後半の通し練習

でございました。


普通の阿波踊り連は、演目の名前を、『はっぴ男踊り』とか『浴衣女踊り』などとつけるのが一般的のようです。

しかし寶船の演目には、その振りごとに曲名のような名前がついています。


それを、起承転結を考えながら順番を考えるのです。

持ちレパートリーは、50以上あるかもしれません。お蔵入りになったものは数えきれません。

作っては壊し、作っては壊し、時間をかけて一つ一つの演目を完成させます。

本日練習した、演目の流れは、


●雨乞い
●刀と傘
●雄叫び
●レッド
●町娘
●巴
●帽子
●清流
●エンディング

でした。これらを集中的にダメ出しをしながらやりました。

どうです?どれも曲名みたいなネーミングでしょう?

どれがどんな踊りかわかりますか?


わからない皆さん、ワンマンのお楽しみですよ♪
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月29日

新宿JAMについて

寶船のワンマンは、新宿JAMというライブハウスで行われる。これは、実はこだわりがあって決めたものだ。

寶船でワンマンをやろうと決めた時、会場について、色々と話し合った。


普通阿波踊りは、屋内だと劇場で行われることが多い。本場徳島の阿波踊りも、前夜祭などは劇場で行われる。


僕らも劇場という候補が出たが、『劇場で阿波踊りをやるのは過去に例がある。寶船が似合うのはやっぱりライブハウスではないか』という意見で、ライブハウスで行うことに決まった。


寶船の最高潮の盛り上がりは、本当にライブハウスのような熱気なのだ。
“寶船はライブハウスが似合う”というのは、自分達だけが思っているのではなく、夏の公演会場で出会った何人ものお客さんからも『外なのにライブハウスみたいだ!!』とよく言われるのだ。



新宿JAMは、ロック好きの中では有名な老舗ライブハウスで、その時代時代で有名なバンドを輩出している。

過去には、ブルーハーツ、スピッツ、エレファントカシマシ、コレクターズ、氣志團、スクービードゥー、最近では鶴など…

ここから火が付いたバンドは数知れない。


実は僕自身、本業はロックバンドのボーカリストで、数あるライブハウスの中でも、一番この新宿JAMにお世話になっている。雰囲気・音の良さ・店長の人柄、どれを取っても一流なのだ。


そんな経緯から、寶船ワンマンライブは、ロックの殿堂・新宿JAMで開催されることになった。



ライブハウスならではの臨場感、普段の阿波踊りと、ひと味違うと思います。是非楽しみにお越し下さい。
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

もはや阿波おどりではない

10月25日のワンマンライブのセットリストがかなり固まってきている。


“もはや阿波おどりではない”という、寶船のキャッチコピー通り、阿波踊りを越えた表現になることは間違いない。


そもそも、夏の本番を見た方はお分かりだろうが、寶船は毎年、阿波おどり界では過去にない表現手段を披露してきた。

が、今回のワンマンライブでは、さらに阿波踊り界ではない表現をふんだんに盛り込んでいる。

そもそも、阿波踊りの連がワンマンをやるということ自体が初の快挙なのだ。それも、劇場や舞台やホールではなく、ライブハウスでだ。


これはもう、もはや阿波おどりではないと言える。

しかし、考えて欲しい。


阿波踊りというものは、本来こういうものだ。文化は保存するだけでは発展はしない。『阿波踊りは自由奔放な踊り』と阿波踊りを知る誰もが口にするが、自由奔放の本来の意味を掘り下げて考える者はあまりいない。

その点、僕らはスピリットでは誰より阿波踊りであるという自信がある。

何度も言うが、現在の女踊りの踊り方は、数年前に一人の女性が作ったものである。すごく新しい踊りなのだ。
何が阿波踊りかなんて、どんどん変わって来ている。

阿波踊りの定義の議論はさておき、寶船のワンマンライブ、阿波踊りを楽しみにしている人も、阿波踊りを詳しくは知らないが、とにかく寶船を楽しみにしている人も、十分に楽しめる内容になっていると思う。


さて、その気になる内容を…

今後このblogで、少しづつ触れていきたいと思っているのでよろしく!!


では、また明日ね!
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月26日

皆さんの憧れは?

僕の、昔なりたかったもの。

仮面ライダー、孫悟空、ミニ四駆のチャンピオン…。

どれも金にはならない。



今、僕が憧れてる人。

中原中也、ヘンリー・ダーガー、ゴーギャン、ブラインド・レモン、チャーリー・パーカー…。

全員、幸せとは程遠い。




学歴や就職だけでみたら、全員最低。もう社会人失格の方々です。

中原中也は、生涯ニート。ゴーギャンだって、芸術の為に子供と妻を捨てた。芸術家には、そんな人ごろごろいる。


僕は、別に不幸願望があるわけではないが、普通の人が言う、『いい人生』とは、違うところに憧れを持っているのかもしれない。



皆さんはどうです?



学歴は、もちろんあるに越したことはない。人生の選択肢が増えるから。

でも、


すでに選択肢を選んだならば、周りの人々と違う生き方を選んだならばどうだろう?


素晴らしいと思いませんか?

なかなか、人と違う生き方なんて出来るもんでもないでしょう。



皆さん、子供の頃になりたかったものは、生活を視野に入れて考えてました?


『そんなの、食ってけないよ…』


いつから“なりたいもの”や“やりたいこと”を、生活出来るかで考えるようになったんだろう。

それが『大人だ』『現実だ』と言うのは大間違い。


大人は、もっと素晴らしいものですよ!!



阿波踊りなんて、その最たる例。金にも生活にもならない。


芸術なんて、本来そういうものです。


皆さんの人生が

生活だけでなく、
人間を人間たらしめることを、
もっと楽しむ人生でありますように。
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

中村橋阿波踊り大会

禁煙席でタバコを吸っていた中年女性が
「楽しいことなんかない」と言った正にその瞬間、
その建物の上の階では若い女が、グラタンを焼きながら、夫の帰りを待っている。


世界のあらゆるところで、正にこの瞬間にも物語は進んでいる。
このblogを打ち込んでいるこの瞬間、あなたの周りの物語は輝いているだろうか。


皆さん、大変期間が空いてしまって申し訳ないです。

“阿波おどりの異端”寶船のわたるです。


もう2週間も前になってしまいましたが、中村橋阿波おどりが終了しました。

それはそれは、もうすごいことになっていました。最後ですから。

そう、

寶船の夏は、中村橋阿波おどり大会で終了になったのです。


最後といえば、必然とテンションも上がる訳です。テンションというと、『なんか気分が上がって楽しい』などという、陽気なことを皆さん想像するかもしれませんが、それは少し違います。

寶船のテンションが上がるということは、今日で人生が終わるかもしれないということです。


連員のある人は、遺書を書き残したでしょう。またある人は、両親に『ありがとう』と一言電話をいれたでしょう。またある人は、約20年の短かい人生を振り返って、控え室の裏で涙を流したことでしょう。

連員、約40人の気持ちが一つになることは、そう容易ではありません。


それは、生きる為です。

人生が終わるかもしれない覚悟を、

生きる為に使うということです。


生きることに本気になれる僕らは、きっといい目をしていたことでしょう。


最後の最後、アンコールが鳴り止まずに、鳴り物のメンバーが太鼓を叩き始めた時の表情…

あれは『楽しい』なんていう形容詞では軽すぎるほど、本気な顔をしていたでしょう。


格好良かった。すごく格好良かった。


本気で生きることはなんて格好良いんだろう!!



皆さんも僕らも、きっと同じ気持ちでした。


皆さん、ありがとう。



僕らはまだまだ、素晴らしい物語を生きるつもりです。


また是非遊びに来てくださいね!!


【次回の公演は…】

●9月26日(土)
明星学園高等学校
〜明星祭〜


吉祥寺にある、明星学園という高校の学園祭で踊らさせて貰います!!


さてさて、その次は、
待ちに待った…

●10月25日(日)
新宿JAM

寶船、ワンマン!!!


チケット予約、大丈夫ですか?早くしないと売り切れますよ!

チケット予約はHPから!今すぐお願いします♪

皆さん、お友達たくさん連れて来てくださいね!



P.S.

今日からワンマンまで、このblog毎日更新します!!!!

是非チェック!!
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月18日

経堂祭り、終了!

2009年夏、最初の本番である経堂祭りを無事終えました!

応援してくれた皆様、どうもありがとう!
このHP見てくれてるかな?

寶船ワンマンライブのチケット、買って頂いた皆様もありがとう!!


今後の本番も寶船は、笑われながら恥をさらしながら、『本気な奴が一番カッコイイ!』という信念を貫いていきます!!


阿波踊りやってる奴が、阿呆にならなくてどうするんだ!?

そう思いませんか?

今年俺らは、本気で阿呆と呼ばれるつもりなのです!


応援よろしくお願いします!!


【次回の公演】

7月24日
神楽坂阿波踊り

是非応援しに来てください!!


公演終了後の、控え室での写真を載せておきます。

(前列、左からレオ・シュンヤ・テツミ。後列のTシャツがユウキです。)

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posted by 創作舞踊集団 寶船 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

親父ギャグの効能

“親父ギャグ”というのは奥深い。

よく「親父ギャグやめろよ」と毛嫌いする人もいるが、今日はそんな方々の為に、親父ギャグの効能について話していきたいと思う。


まず、親父ギャグ…つまりダジャレの魅力について話しを進めてみよう。
昔から、“シャレ”はお笑いの重要な要素である。例えば落語では、どんな大笑いする話だろうと、泣かせる人情話だろうと、実はサゲのほとんどがダジャレだったりする。かけことばや言葉遊び・ダジャレは、古今東西、どこでもお笑いのポイントなのである。
それだけではない。例えば人情話などで緊迫した空気の中、サゲのダジャレ一つで空気を緩ます…現実世界へ引き戻すという素晴らしい効果がある。

つまりこの“拍子抜け”が、実はダジャレの一番重要なポイントではないかと僕は睨む。頭の回転の速さが“うまさ”を生み、これが“拍子抜け”と組合わさる時の素晴らしさ…ダジャレの真髄はそこではないか。

多分、親父ギャグを毛嫌いする人の意見として圧倒的に多いのは、「つまらない」「寒い」ということだろう。

でも、考えてみて欲しい。ダジャレは“シャレ”ではなく“駄シャレ”なのだ。それ唯一で爆笑などなかなか有り得ない。駄目なシャレだからいいのである。はたして今まで、親父ギャグ単体でめちゃめちゃ爆笑したことがあるだろうか…。そう多くはないだろう。親父ギャグはウケない…親父もそんなことは百も承知なのだ。

ダジャレがウケないのをわかっていて、親父は何故ダジャレを言うのか。

前に述べたように、ダジャレの重要なポイントは“うまさ”、そして“拍子抜け”である。

年配の方はそれだけで堅い雰囲気があったりする。特に男性の中年・高年齢の方々とコミュニケーションをとったり距離を縮めることは、堅い空気の中ではそう容易ではない。

そこでこの“拍子抜け”が登場する。ダジャレ一発で自分を下げ、相手に「あのオヤジ、くだらない事言ってるよ…」と思わせることが出来る。それによって、実は驚くほど距離が縮まるのだ。
人間は誰でもスキがある。それが人間味を生む。歩み寄った砕けたコミュニケーションをとるのは中々難しい。そんな時スキがあれば、拍子抜けの効果で相手を馬鹿にすることができる。

「馬鹿にする」というのは、距離を縮めるものすごい方法なのだ。

親父ギャグは、それ単体での効果ではなく、拍子抜けの後のフォロー…つまり受けての「つまらない」という反応を含めた効果なのだ。

だから、うまい・面白いに越したことはないが、つまらないならつまらないでどんどん突っ込むべきである。嫌な顔をするのではなく、相手は自分に歩み寄ろうとしているのだ…という構えが重要だ。


そもそも、親父ギャグを聞いてそんなに気分が損なわれることが僕はない。つまらないのは百も承知だからである(もちろん、面白かったらそれは素晴らしいが)。

もし親父ギャグでその場の雰囲気が悪くなったとしたら、もしかしたら受け手の問題かもしれない(もちろん相手の問題かもしれないが)。

親父ギャグを毛嫌いするのを止めて、あえてスキを作り歩み寄る…そんなコミュニケーションをもっと受け入れてみよう。


わたる
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月15日

本質は、魚屋の源さんである。

阿波踊り関係の人と話をすると、決まって『正調とは何か』について語りたがる。まぁ、僕もそうなので気持ちはよく分かる。ロックミュージシャンが「ロックは何か」を語りたがるように、語ることでアイデンティティを確立したいのだろう。

でも、『正調』とは、当たり前だが定義はない。人それぞれが、「阿波踊りとはこれだ!」というものを言っているにすぎないので、様々である。


「なんば(手足が一緒に出ること)が正調だ」「チャンカチャンカ…の二拍子が正調だ!」「三味線のよしこの節が正調だ!」「いや、正調は手をこうするんだ!」「女踊りはもっとこうだ!」「腰はもっと低く!」「ギャラはもっと高く!」
…等々、実に様々だ。


ご覧になった方は知っていると思うが、うちの連は“異端”と言われる集団なので、『正調』の話はうるさいほど周りから言われる。が、よく考えてみて欲しい。


今現在の『正調』とは、単なる流行にすぎないと僕は思う。


例えば、最近の主流の女踊りの基本は、つい数十年前に出来たもので、某有名女踊り名人が作ったもの。これは、少し阿波踊りを知る人ならば誰もが知っている事実である。つまり、つい数十年前までは、現在の女踊りとは全然違う踊り方だったのだ。それを正調とは言えない。

鳴り物も、戦前はチャルメラ(トランペットのようなもの)やクラリネット、バンジョーまで使って演奏していた。歴史のどの時期を見て『正調』と言うかは難しく、もし現在クラリネットを使えば異端と言われるだろう。

そのように考えて行くと、“なんば”と言っても昔は“なんば”で歩いていたから“なんば”の踊りになっただけだし、三味線と言っても、当時の生活にあった楽器が三味線だっただけの話。その時ギターがあれば昔の人はギターを弾いて踊っていただろう。

僕が言いたいのは、現在議論されている『正調』なんてものは、時代によって流行のように変わって行くのだ、ということ。大事なのは、表面だけを追い掛ける『正調』ではなく、もっと根本的な本質である。


阿波踊りの起源説は多々あるが、築城説にしろ、盆踊り説にしろ、きっと最初は、近所の仲間同士が集まって楽しく騒いでいたとこから始まったんだろう。

盛り上がってきて、目立ちたがり屋でお調子者の魚屋の源さん(仮名)が、

「よっしゃ、気分もいいし踊るけんね〜♪ほ〜らヤットサ〜♪」

とか言って踊り出して、きっとそれを見て皆が大笑いしたんだろう。すると今度は、

「源さんばっかにいい思いさせとけねぇな〜!俺らも踊るばい〜♪」

とか言って、八百屋の長さん(仮名)が続けて踊り始め、さらにたまたまそこにあった三味線を弾いたりして、朝まで盛り上がったんだろう。


僕は、正調を語るなら、この“目立ちたがり屋でお調子者”というキーワードを忘れてはいけないと思う。

最近、阿波踊りはひ弱である。はみ出す事を怖がり、抜き出ることより群舞ばかりを意識する。

しかし、阿波踊りの本質は、魚屋の源さん(仮名)なのではなかろうか。

誰よりも目立ちたがり屋で、誰もやっていない事をして盛り上がる。さらに調子に乗ってもっとサービス!

数々の、『名人』と呼ばれた人の踊りを僕は見て来たが、全員に共通する部分はここだ。

そういう意味で『正調』を僕らは貫く精神である。いつの時代も新しいことをした、“異端児”が歴史を作るのだ。

岡本太郎を見習え!


わたる
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 02:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月19日

国本武春さんのコンサートへ 〜型破りとは何か〜

なかなか型破りなことをやることは大変です。それが素晴らしいことだと確信があったとしても、時代や常識から外れることはとても勇気がいります。

無意識の内に、僕らは今までの経験や価値観に当て嵌まるものを良しとし、その中に入らないものを認めません。僕もそうです。本来、核にあるべき精神を忘れ、上辺を撫でるように議論し合います。

『天才は変化を怖がらない』と言われるように、時代の先端を行く人は常にそのような壁に当たるものです。


今日は前から楽しみにしていた、浪曲師・国本武春さんのコンサートに行きました。

浪曲とは、簡単に言えば三味線などを使って物語を歌いながら語るものです。


このコンサート、いやぁしびれました。

浪曲や三味線の限界を越えたすさまじいライブでした。

一曲目から『ロックンロールうらしま』という浦島太郎の物語をロックンロールに乗せて歌う曲で始まり、アンコールを含めた2時間のステージがあっという間に終わりました。

浪曲や三味線と言うキーワードからは想像出来ないようなライブ。
一曲目からドラムがガンガン鳴ってロックンロール、2曲目はファンクナンバー(MCでジェームズ・ブラウンから影響受けたと言っていました)。次はまたまたロックンロールになり、その次はハーモニカもつけたブルース。その後アコギでのバラードあり歌ものあり、ノリノリのブキもあり、最後のロックンロール調の忠臣蔵〜討ち入り編〜まで…もうまさに型破り!!


すごい!!


何がすごいかって、これをただ新鮮さだけで新しいジャンルを取り入れるのではなく、この道30年というプロが、古典浪曲も最高なプロが、この型破りなステージをしているということです。

彼がアンコール前に言っていました。
「僕がこういうステージをやると、『国本武春さんは結局いつ浪曲をやるんですか?』というお客様がいるけれども、これらが僕はまさに浪曲だと思ってやっているんです」


表現が昔ながらでなければならないだとか、変に目新しいことをやるだけで目立とうとするのでは、どちらも本質を捕らえていないのです。

国本さんが自然に吸収したもので、浪曲の本来の核にある魅力を最大に表現する…大事なのはここです。


『型破りや新しい表現と言っても、ただ型を破ればいいわけではない。核の魅力をしっかり捕らえた上で、表現の境界線を作らないことが大事…』

考えればもちろん当たり前のようですが、なかなか実感できない貴重な体験ができました。


阿波踊りもまた、そうです。
posted by 創作舞踊集団 寶船 at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 米澤 渉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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